タクシー広告についてを徹底解説!放映を検討する際のポイントを紹介

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    最近タクシー内のデジタルサイネージでよく見かけるようになった動画広告。タクシー広告と呼ばれる新しい広告手法です。コロナ禍の前から導入されていましたが、感染防止の観点から移動手段としてタクシー利用が増加したことにより、さらに注目度が高まっています。紙媒体やテレビCMが中心だった政府広報も、タクシー動画広告を利用して、コロナ対策喚起をしています。「タクシー利用者に関するアンケート調査」(GROWTH調べ)によると、コロナ以前と比べて、「他人との接触を避けたい」「密を回避したい」という理由からタクシー利用する人が増加しています。月1~2回タクシーを利用するライトユーザーが約10%減少した一方、月3~10回程度利用するミドルユーザーが増え、利用回数、利用時間ともに増加が見られます。本記事では、タクシー内のデジタルサイネージ広告について、動画広告をメインに特徴や費用相場、事例、費用対効果を上げるポイントを解説します。タクシー動画広告以外のタクシー広告の種類も、費用相場とあわせて紹介します。

    デジタルサイネージ以外のタクシー広告の種類・費用相場

    タクシーのデジタルサイネージの動画広告の前に、まずはその他のタクシー広告の種類・費用相場について紹介します。代表的なタクシー広告の種類は下記の通りです。

    1. 車内ステッカー広告
    2. リアステッカー広告
    3. 車窓サイネージ広告
    4. リーフレット(アドケース)
    5. ラッピング広告
    6. レシート
    7. サンプリング

    ひとつずつ詳しく解説します。

    ①車内ステッカー広告

    タクシーの窓やドアに貼るステッカータイプの広告を、車内ステッカー広告と呼びます。タクシーの乗降の際や車窓から外を見るときに自然と乗客の目に飛び込むため、広告効果は高いと言われています。窓に貼るタイプのステッカー広告は両面ビジュアルのものも多く、乗客だけでなく、車外の人にも効率良く広告できます。費用もタクシー1台あたり月額1,000円程度からと安価です。

    ②リアステッカー広告

    タクシーの後ろの窓(リアウィンドウ)に貼るステッカータイプの広告を、リアステッカー広告といいます。後続車の運転手や同乗者だけでなく、歩行者からも認知される広告です。ステッカーのサイズにより費用が異なりますが、タクシー1台あたり月額3,500円程度から出稿可能です。

    ③車窓サイネージ広告

    車内タブレット端末のサイネージ広告に次いで、新たに誕生したのがタクシーの窓に映像を投影する車窓サイネージ広告です。映像投影時のみスクリーンとしての機能を果たす、特殊な窓ガラスを利用しています。道路交通法の制限により、静止画のみの広告です。タクシー100台に出稿する場合、費用は1週間当たり500万円かかります。高額ではありますが、珍しさから話題になる可能性も秘めた新たなタクシーの広告手法です。

    ④リーフレット(アドケース)

    タクシーの前部座席の背もたれ部分に設置されたリーフレット専用ラックのことをアドケースと呼びます。背もたれ部分は乗客の目に必ず入るため、高い広告効果が期待されます。興味を持った乗客は紙媒体のリーフレットを持ち帰ることもできるため、効率的な訴求が可能です。リーフレットの減り具合で、効果測定しやすいというメリットもあります。費用もタクシー1台あたり月額3,000円程度と、比較的安価です。

    ⑤ラッピング広告

    ラッピング広告とは、タクシーの外装、ドア4枚分を使った車外向け広告のことです。面積が広い分、視認性の高いデザインが求められます。タクシー車両の屋根、行灯部分に立体的にとりつける広告とあわせて出稿されることも多いです。タクシー利用者はもちろん、歩行者や周囲の車の運転手など、広い層に認知されやすい広告です。走行地域が繁華街から住宅街までと広く、走行時間も長いタクシーだからこそ、高い広告効果が狙えます。ラッピング広告の費用相場は、タクシー1台あたり月額35,000円からとなっています。

    ⑥レシート

    タクシー料金精算時に乗客に渡すレシートの裏面にも、広告を印刷することができます。タクシーのレシート受け取り率は80~90%と言われています。特に領収書を求めることの多い経営者やビジネスマンに、企業向けのサービス・商材を効果的に広告することも可能です。費用相場はレシート1巻あたり270円からとなっています。

    ⑦サンプリング

    タクシー降車時に、運転手からレシートと一緒にサンプル商品や割引券を渡す広告方法をサンプリングと呼びます。レシートとともに手渡しするため、受け取ってもらいやすいというメリットがあります。効果測定は、リーフレット同様減り具合から測定できます。費用の相場はサンプリング1回あたり40円程度です。

    タクシー動画広告とは?

    ここからは、タクシー動画広告について詳しく説明します。本記事では、タクシーの前部座席の背もたれに設置されているタブレット画面(デジタルサイネージ)に映し出される広告動画のことを、タクシー動画広告と記載します。キャッシュレス化による電子決済の推進、2020年のオリンピックによる訪日外国人の増加の見込みがあったことでタブレットを設置するタクシー数は増加。それに伴い、タブレットを活用した動画広告を出稿する企業も増えています。タクシー動画広告の費用相場はタクシー1台あたり月額2.5~5万円程度と言われていますが、動画広告の流れる順番や秒数によって変動します。

    タクシー動画広告のメリット

    タクシー動画広告の大きなメリットを3つ紹介します。

    1. ターゲットの細かな絞り込みが可能
    2. 強制視認性の高さ
    3. 接触時間の長さ

    ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

    ①ターゲットの細かな絞り込みが可能

    タクシー動画広告は、走行する時間帯や地域によって細分化し、特定の利用者層に向けた広告配信を行えます。タクシーは公共交通機関と比べて利用料金が高いため、とくに経営者やシニア層など、高所得かつビジネス上で重要な役職についている方への認知度アップに大きな効果をもたらします。経営者やビジネスマン向けには、BtoBのサービスや商材の広告動画を流し、認知してもらうことが可能です。シニア層向けには、高額商材の広告も可能でしょう。タクシー動画広告は、時間帯を区切って出稿することも可能です。平日日中はビジネス利用者向けのBtoBサービスの紹介、夕方からは通院帰りのシニア層をターゲットにした健康器具の広告など、時間帯による客層を検討して出稿することで費用対効果を高められます。タクシーの稼働地域にあわせて、地域を絞ってタクシー動画広告を出稿する企業もあります。その地域のイベントや観光情報、地域限定のキャンペーンなどの訴求が可能です。

    ②強制視認性の高さ

    タクシー動画広告は、乗客の目の前のタブレットで流れる広告です。タクシー内という閉鎖された空間で、音と映像が組み合わされて目の前で展開されるため、従来のステッカー広告やリーフレットよりも乗客の注意をひきやすいという特徴があります。とくに手持ち無沙汰になりやすいタクシー移動時間は、広告との接触率が高く、強い訴求効果が見込めます。また、タブレットには広告動画だけでなく、走行距離や料金などの情報も表示されているため、電車内のサイネージ広告よりも目が向きやすいというメリットもあります。料金確認のためにタブレットに目を向けるたびに、自然と広告動画が目に入るというわけです。同じような動画タイプの広告として、テレビCMやYouTube広告などがありますが、これらと比べてもタクシー動画広告にはメリットがあります。テレビCMなどはメインコンテンツの合間に入るため、ネガティブな印象を与えることもありますが、タクシー動画広告はタクシー内での空白時間を埋めてくれるため、比較的ポジティブに受け入れられやすいのです。

    ③接触時間の長さ

    タクシーの平均乗車時間は18分です。(株式会社IRIS調べ)前項の強制視認性の高さとも関連しますが、他の媒体と比べて広告との接触時間が長くとれるため、訴求効果が高くなります。また、コロナ禍でライトユーザーが減り、ミドルユーザーが増えたため、一定期間に同一の広告に接触する確率も高くなっています。広告への接触率は認知度と比例するため、効果的に訴求できると言えるでしょう。一定の間隔を空けて繰り返し広告動画を流すことで、より強く印象を刷り込むことも可能です。

    タクシー動画広告のデメリット

    さまざまなメリットのあるタクシー動画広告ですが、一方でデメリットも存在します。本記事では、タクシー動画広告のデメリット3つを紹介します。

    1. 配信コストが高い
    2. 多くの人へ配信できない
    3. マイナスな印象を与えることもある

    ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

    ①配信コストが高い

    デメリットとして第一に挙げられるのが、配信のコストが高いことです。タクシー動画広告は、1週間あたりの配信で最低でも数十万円かかります。首都圏で配信する場合は、1週間あたり200~700万円程度の費用がかかると言われています。配信にかかる費用は秒数や流れる順序によっても変動します。秒数が長いほど費用はかさみます。また、もっとも視聴される傾向の高い1本目に流れる広告はその分費用が高くなります。コストを抑えたい場合は、広告動画の秒数、流れる順番に注意しましょう。ランダムに流れるプランや、配信する時間帯、期間もあわせて検討すると良いでしょう。

    ②多くの人へ配信できない

    前項のメリット部分で、タクシー動画広告は経営者やシニア層など、生活に余裕がある層への効果的に訴求ができるとお伝えしました。一方で、タクシー動画広告は幅広い層をターゲットにした広告には不向きです。公共交通機関より運賃がかかる分、タクシーは利用者、利用回数が限定されてしまいます。そのため、より多くの人へサービスや商材をPRしたい場合は不向きです。たとえば、テレビCMで流れるような日用品、食品、子供向けのおもちゃなどの広告です。とくに、若年層はタクシーの利用率が低いです。若者向けの商材の広告を出稿する場合は、タクシー動画広告以外の媒体を考えた方が良いかもしれません。商材やサービスのターゲット層と、タクシーを利用する層が合致しているかを見極めたうえで、タクシー動画広告の出稿を検討しましょう。

    ③マイナスな印象を与えることもある

    閉鎖空間であるタクシー内で流れる動画広告は、強制視認性の高い広告です。手持ち無沙汰になりやすいタクシー内の時間をつぶしてくれるコンテンツとして受け入れられやすいものではありますが、半強制的に広告動画を見せられることで「うざったい」と思われてしまうこともあります。また、以前はタブレットに搭載された顔認証システムを使って、性別や年齢の属性に応じたタクシー動画広告を流していました。しかし、プライバシー侵害のおそれやジェンダー差別につながるといった批判から、現在は廃止されています。

    タクシー動画広告の代表例と費用

    続いて、実際の代表的なタクシー動画広告の例と、費用や料金の目安について紹介します。本記事で紹介するのは、下記の2つの事業者です。

    1. THE TOKYO TAXI VISION GROWTH
    2. Tokyo Prime

    ひとつずつ具体的に紹介します。

    ①THE TOKYO TAXI VISION GROWTH

    都内に展開する国際自動車、大和自動車交通など、大手タクシー会社社の約12,500台の後部座席に音声付き、10.1インチの大画面モニターを搭載しているGROWTH。都内タクシー利用者カバー率は45%、月間リーチ人数は820万人で、都内でも大規模なシェアを誇ります。GROWTHのタクシー広告は、ノバセルが提供している「BtoBマーケティング攻略パッケージプラン」に採用されています。枠取りが難しいタクシー動画広告をはじめ、オフィスの喫煙所内、エレベーター内の広告を一気通貫でジャックできる広告プランです。興味のある方は、ぜひノバセルまでお問い合わせください。

    ②Tokyo Prime

    東京を中心に、全国主要12都市でタクシー動画広告を配信するTokyo Prime。サイネージ導入台数は52,000台、月間リーチ数は2,600万人です。独自の厳格な広告審査基準があり、乗客にネガティブな印象を与えない広告を配信しています。

    タクシー動画広告の費用対効果を最大化するためのポイント

    タクシー動画広告の効果を最大に引き出すためのポイントを2つ紹介します。

    1. ターゲットのインサイトの明確化
    2. 効果的なクリエイティブの用意

    ひとつずつ詳しく解説します。

    ①ターゲットのインサイトの明確化

    タクシー動画広告は、テレビCM同様、受動的な広告媒体です。テレビCMよりも強制視認性が高いとはいえ、ターゲットのニーズを的確にとらえた配信をしなければ、印象にすら残らないでしょう。ターゲットに合わせたタクシー動画広告を配信するためには、ターゲットのインサイトの明確化が必要です。どのような広告媒体でも、事前にターゲットがどのようなインサイトを持っているかを明確化する必要はありますが、利用者が限られるタクシー動画広告ではとくに重要となります。では、タクシーをよく利用する層にはどのような人がいるか、考えてみましょう。メリットでも解説した通り、タクシー動画広告のターゲットになるのは、比較的生活に余裕がある層です。そのため、テレビCMなどでありがちな「安い」という価格訴求はしづらいという特徴があります。また、タクシーを頻繁に利用する層は、お金よりも時間や手間に対する意識が高いといえるでしょう。運賃の安い公共交通機関を使わず、目的地の直近まで行けるタクシーを利用しているためです。そのため、価格訴求よりも時間の節約や効率化を謳う広告の方が有効と考えられます。このように、タクシーを利用するターゲットのインサイトを明確にし、PRしたいサービスや商材の広告方法を検討しましょう。

    ②効果的なクリエイティブの用意

    タクシー広告動画を作成する場合、効果の出やすいクリエイティブを用意しなければなりません。下記に挙げたタクシー広告動画の3つの問題点から、どのようなクリエイティブが効果的なのかを解説します。

    1. 音が小さい
    2. 何度も同じ人が見る
    3. ターゲット層に飽きられやすい

    クリエイティブの改善案とともに、ひとつずつ具体的に解説します。

    1,音が小さい

    タクシー動画広告の音声は、非常に小さいです。中には無音の動画広告もあります。そのため、音が聞こえなくても伝わるクリエイティブの制作が非常に大切です。

    2,何度も同じ人が見る

    メリットでも紹介した通り、タクシー動画広告は強制視認性が高い広告媒体です。また、1本あたり60秒以内の動画広告が多いため、1回の乗車時間内に数回同じ広告を見ることになります。このようなタクシー動画広告の特性から、タクシー内の手持ち無沙汰な時間を解消するような、見ごたえのあるクリエイティブの制作が必要となります。無音でも楽しめるような、充実した映像の動画広告はより高い効果が狙えるでしょう。

    3,ターゲット層に飽きられやすい

    タクシー動画広告の主なターゲットとなるビジネスマンや経営者、シニア層は、週を通して何度もタクシーに乗車しています。必然的に同じ広告を何度も見ることとなるため、飽きられやすいだけでなく、ネガティブな印象を与えることとなりかねません。とくに、タクシー広告動画のような比較的新しい広告手法では、まだ勝ちパターンが少なく、似たような広告動画が出稿されがちです。競合他社のタクシー広告動画だけでなく、競合以外の広告動画もチェックして、飽きられないクリエイティブの制作を目指しましょう。ストーリー性を持ち、シリーズ化できるクリエイティブであれば、利用者は飽きません。「次はどうなるのだろう」という興味をひくことで、より強く広告を印象付けることができます。クリエイティブを外注する場合は、上記の3つのポイントに加え、制作会社の選定も重要になります。タクシー広告動画という特性を活かした、効果的なクリエイティブを作成できる会社を選ばなければなりません。配信する媒体によっては、広告動画の表現や実写動画の割合などに規定がある場合もあります。タクシー広告動画を外注する際は、制作会社の過去の実績を確認し、効果的な配信を行えるかどうかを確認しましょう。前述したTHE TOKYO TAXI VISION GROWTH取扱額第1位のノバセルは、タクシー広告動画の実績も多数ございます。上記のポイントをすべておさえた広告動画の提案から放映、効果測定まで、ワンストップで対応可能です。また、ノバセルが提供する効果測定ツール「ノバセルアナリティクス」を用いて、常により良い広告を出稿できるよう改善案を提案しています。

    タクシー広告動画はノバセルにおまかせ!

    経営者やシニア層など、ほかの広告媒体とは異なるターゲットに訴求可能なタクシー広告動画。制作や出稿費用は高めですが、従来のステッカー広告やリーフレットよりも高い効果が狙えます。

    ノバセルは、運用型テレビCMの提案から放映、効果測定までワンストップで行っています。この経験と実績を活かしたタクシー動画広告では、THE TOKYO TAXI VISION GROWTH取扱額第1位を獲得しました。

    ますます広がりを見せるタクシー広告市場。ノバセルなら、タクシー動画広告に特化したクリエイティブのご提案、ターゲット層に効果的に訴求できる放映、リアルタイムでの効果測定が可能です。費用対効果の高いタクシー動画広告の出稿をご検討の場合は、ぜひノバセルまでお気軽にお問い合わせください。